東京23区の中古中古マンションのオール電化
近年、「オール電化」をセールスポイントにしている中古マンションも増えています。こう
したガス設備のないマンションのメリット、デメリットを考えてみましょう。
オール電化は、深夜電力で沸かしたお湯を貯蔵タンクに貯めて利用する電気温水器と、
直接火を使わない(電磁誘導加熱を利用する)IH調理器具を組み合わせたもので、安全
でクリーンなイメージが人気の理由のようです。お風呂やシャワーはタンクに貯めたお湯
を使い、キッチンのコンロはIHヒーターやシーズヒーターになります。
たしかに、火を使わないので、調理が原因で火災になるリスクや、地震の際の火災発生
リスクを軽減できます。
阪神・淡路大震災などの災害でインフラが破損した際に、復旧に要する時間はガスより
も電気のほうがかなり短いといわれています。災害に強いこともオール電化のメリットの
一つといえるでしょう。
すべて電気にすると電気代が高くなるのではと思われるかもしれませんが、オール電化
にすると、電力会社との契約がガス併用住戸とは異なる体系になるので、光熱費はかえっ
て安くなることもあります。
このほか、IHクッキングヒーターは熱伝導が均一なので調理中に鍋を振らなくていい、
コンロの部分の掃除がしやすいことなどもメリットといえるでしょう。
なお、東京電力の一部の支社で、クッキングヒーターの体験ができるので、興味のある
方は参加してみてください。
一方、IHクッキングヒーターの場合、オールメタル(鉄やステンレス以外の金属鍋)
対応のものもありますが、鍋の形状も含め、IH対応の調理器具しか使用できないので、
これまで使っていた底の丸い中華鍋などの調理器具の買替えが必要になる恐れもあります。
また、電気温水器がかなりのスペースをとるので(貯蔵タンクと配管スペースで○・五
畳程度)、その分室内の居住空間が狭くなってしまいます。