中古マンション 東京 23区

中古マンションはすらぶの振動を抑えれば...

東京23区の中古マンションの騒音トラブルで最も深刻なのは上下階の音です。音は、上の階で人が歩いたり、物を落としたりすると床のスラブが振動し、下の階に伝わります。こうした床スラ
ブの振動を抑えることができれば、遮音性能も高くなります。

スラブの振動を抑えるには、スラブの厚さを厚くする、スラブの梁間面積を小さく分割
するという二通りの方法があります。
スラブの厚さは、一七〇ミリで住宅金融支援機構の金利基準適用住宅になりますが、最
近では二〇〇ミリが一般的になっています。
スラブ自体の遮音性能がよければ、厚さが増すほど振動が下に伝わりにくくなります。
しかし、たとえば厚さ二七〇ミリと二〇〇ミリを比較し、二七〇ミリのほうが遮音性で絶
対優位かというと、必ずしもそうとは言い切れません。スラブの工法やつくりにも遮音性
が左右されるからです。
「中空スラブ」「アンボンドスラブ」など梁の数を少なくした特殊工法のマンションもあ
りますが、こうした工法では、通常よりもスラブの厚さが増す一方で、梁の数が少ないう
えにスラブの間に隙間ができるため、遮音性が低下してしまう場合もあるので注意が必要
です。
床スラブが厚くなっていても、スラブの梁間面積が広くなると、振動を十分抑えること
ができなくなってしまいます。したがって、遮音性を高めるには、スラブの梁間面積を小
さく分割するという工夫が必要になります。

スラブの梁間面積は、柱と柱をつなぐ太い梁である大梁の間に、小梁と呼ばれる小さめ
の梁を渡すことで小さく分割できます。間取り図で大梁と小梁の位置を確認すれば、スラ
ブの梁間面積がわかります。