中古マンション 東京 23区

設備面で耐震性への配慮があればベター

構造・工法以外でも、耐震性に配慮した設備を備えているマンションがあります。
代表的な耐震性設備としては、「耐震枠付き玄関ドア」があげられます。地震の際、揺
れの影響で建物にゆがみが生じ、玄関ドアが開かなくなったという事例があります。
玄関ドアは住民の避難経路ですから、その避難口を確保するために開発されたのが耐震
枠です。ドア枠とドアの間に隙間を設け、地震で枠に多少のゆがみが生じてもドアの開閉
を可能にしています。
とはいえ、たとえ耐震枠付きの玄関でも、ドアロックをかけた状態で地震が起こり、ド
アロックが変形してしまうと、ドアを開けられなくなる恐れがあります。そこで開発され
たのが、「耐震ドアロック」です。ドアロックは従来チェーン式が主流でしたが、耐震ド
アロックはレバー式です。ストッパー部分が上下に可動するタイプや、付け根のクリアラ
ンスを大きくしたものもあります。玄関扉を枠に取り付ける金物のことを「蝶番」といいますが、この蝶番にも耐震蝶番があります。
収納面に配慮した設備もあります。それが「耐震ラッチ」です。建物が揺れた時に収納
スペースのなかにある鍋や食器類などが落下すると、怪我をしたり、逃げるのが遅れる恐
れがあります。

こうした地震による二次災害を防ぐための金物が耐震ラッチで、揺れを感じるとキッチンの吊り戸棚などの扉にロックをかける仕組
みになっています。
地震の際には、建物だけでなく、電気・給排水などの設備配管を守ることも必要です。
地震のあとに、こうしたライフラインを確保するために開発されたのが「耐震用フレキシブル継手」で、配管の継手部分が揺れに対して変形し、破損しない素材でつくられています。