東京の中古マンションのコンクリート強度
大半の東京の中古マンションマンションはRC造・SRC造(「C」はコンクリート)ですから、このコンク
リートの強度や施工方法によって、建物の寿命は大きく違ってきます。
コンクリートの強度には引っ張り、曲げ、圧縮など様々な種類がありますが、通常コン
クリートの強度といえば「圧縮強度」のことを指しています。コンクリートは引っ張りや
曲げには弱く、圧縮には強い性質を持っているからです。コンクリートの弱点を引っ張り
や曲げに強い鉄筋で補っているのが鉄筋コンクリートなのです。
この圧縮強度はニュートン(Z\日日、)という単位で表します。ニュートンは、一平方ミリメートル当たりの強度を示すものです。
日本建築学会が決めた耐久年数(大規模補修不要予定期間)は、一八ニュートンで三〇
年、二四ニュートンで六五年、三〇ニュートンになると一〇〇年です。最近の新築マンシ
ョンの大半は、二四ニュートン程度を採用することが多いようです。
たとえば二四ニュートンとは、一〇センチ角の柱に二四トンの力がかかっても耐えられ
る品質という意味です。ニュートンの数値は、構造図面の特記仕様書でチェックできます。
・ニュートンの数値が高いほど強度も高く、耐久年数が伸びていますが、耐久年数に科学的なデータの裏づけがあるわけではなく、あくまでも「予定」にすぎません。
実際の耐久年数は、この数字よりも短くなる可能性があります。
したがって、ニュートンに基づく耐久年数は、参考程度にとどめておきましょう。